日本の中でも有数のパワースポットが集中している京都には、古くから由緒ある神社仏閣がたくさん存在していますが、そんな京都の中でも屈指のパワースポットと言われるのが、北部に位置する「鞍馬」と呼ばれるエリアです。
ここではその中心的存在である鞍馬寺の鎮守社、由岐神社について紹介します。
由岐神社の基本情報
名称 | 由岐神社 |
公式URL | http://www.yukijinjya.jp/ |
SNS | https://www.facebook.com/kurama.yukijinjya/ |
住所 | 〒601-1111 京都市左京区鞍馬本町1073番地 |
由岐神社はどんな場所?
京都の北部、鞍馬エリアに存在する鞍馬山は、鞍馬寺を中心とする宗教施設の集合です。
鞍馬寺は千二百余年の歴史を持つ仏教系のお寺ですが、鞍馬弘教という独自の進行を持っているのが特徴です。
そんな鞍馬エリアにおいて鎮守社とされている由岐神社は元は京都の御所内にありましたが、940年に大地震や戦乱などの影響を受けて現在の位置へと遷宮されました。
主祭神は大己貴命と少彦名命を総称した「由岐大明神」で、遷宮の際の行列を再現した「鞍馬の火祭」は、京都三大奇祭の一つとしても知られています。
境内にある樹齢800年と言われるご神木の大杉は53メートルという巨大さで訪れる人々を圧倒します。
バラエティ豊かなお守りが人気のパワースポット
御祭神は商売繁昌と縁結びの神様と言われ、京都の商売人や恋人たちの間で人気となっています。
京都三大奇祭の一つである「鞍馬の火祭」を由来とした火災除けもご利益があると言われて訪れる人は多く、他にも境内にある狛犬は子供を抱いている非常に珍しい姿をしており、このことから子孫繁栄子授、安産の神様としても知られています。
そして先に紹介した巨大なご神木「大杉さん」は一心に願うことで願い事が叶うとされ、その樹皮で作られたお守りはお土産としても人気です。
他にも「鞍馬」らしい天狗をモチーフとしたキーホルダー型のおみくじ「天狗みくじ」も人気のアイテムで、お守りのバラエティ豊かさも魅力の一つとなっています。
由岐神社へのアクセスは?
電車かバスを利用する場合は、京都駅から京阪本線の東福寺駅を経由して、出町柳駅から叡山電鉄鞍馬線に乗り換えて鞍馬駅下車。
または京都駅から市営地下鉄烏丸線で国際会館駅へ。そこから京都バスで出町柳駅まで行き、鞍馬駅下車となります。
自動車の場合、大阪方面からは名神高速京都南インターで降りて京都産業大学を経由、鞍馬街道から鞍馬へと行きます。
名古屋方面からは名神高速京都東インターより京都精華大学を経て鞍馬街道から鞍馬です。
なお専用の駐車場はないので、周辺のコインパーキングなどを利用しましょう。
由岐神社に行く際の注意点
由岐神社は鞍馬寺の中にありますが、鞍馬駅から山門をくぐってすぐ、ケーブルカーの駅を過ぎて徒歩5分ほどの位置にあります。
鞍馬寺に直接アクセスするケーブルカーに乗ってしまうと通り過ぎることになるので注意しましょう。
また由岐神社そのものの参拝は無料ですが、鞍馬山への入山には入山料300円が必要です。
ただしツアーなどの場合には入山料が含まれることもあるので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
由岐神社に行った人の口コミ
由岐神社のまとめ
由岐神社は京都三大奇祭の一つ「鞍馬の火祭」でも知られる京都屈指のパワースポット、鞍馬山の鎮守社です。
大己貴命と少彦名命を主祭神としており、商売繁昌、縁結び、安産、火災除けなど様々なご利益があります。
また樹齢800年という迫力ある大杉も見どころの一つで、その樹皮を材料としたお守りなど、バラエティ豊かなお守りがたくさんある点も魅力です。